nishida blog
メールマーケティング、ロジカルシンキング、経営戦略、リーダーシップ、コーチング、キャリア開発、営業研修、打撃系格闘技・総合格闘技など



プロフィール
西田 徹
Eメールマーケティング研究所 所長
株式会社ディレクタス 取締役

1988年京都大大学院卒。株式会社リクルートにて人材教育ビジネスを担当。
1993年ニューヨーク大学経営学修士(MBA)取得。その後、(株)ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、現職。現在メールマーケティング・営業研修などのセミナー講師、企業の取組実態や、消費者の意識・行動などのリサーチ活動などを行っている。主な著書に「ここまできた!モバイルマーケティング進化論」(日経BP企画)「2時間でわかる図解 Eメールで市場を即100倍に広げる本」(中経出版)などがある。


著書
時空を旅する遺伝子~最新分子生物学の不思議ワールド
時空を旅する遺伝子~最新分子生物学の不思議ワールド

ここまできた!モバイルマーケティング進化論
ここまできた!モバイルマーケティング進化論

説得できる企画・提案200の鉄則 相手の行動変革を促す知的生産はこう実践する
説得できる企画・提案200の鉄則 相手の行動変革を促す知的生産はこう実践する

Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法
Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法

2時間でわかる図解 Eメールで市場を即100倍に広げる本―Eメールマーケティングの効果をつかむ工夫と方法 2時間でわかる図解シリーズ
2時間でわかる図解 Eメールで市場を即100倍に広げる本―Eメールマーケティングの効果をつかむ工夫と方法 2時間でわかる図解シリーズ



カテゴリー:マーケティング

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2011年6月14日
AIDCA(アイドカ)

消費者が当該商品を知り、買いたいという気持ちを高めてゆくプロセスを分析するモデルとしてはAIDMA(アイドマ)が有名です。

認知(Attention)→興味(Interest)→欲求(Desire)→記憶(Memory)→行動(Action)

でも、Mって違和感がありませんか。興味が沸いて、それが欲しいと思っている段階の後に、記憶にとどめるステップが来るのは変です。私は、AIDMAは有名ではあるものの、完成度が低いモデルだと解釈しています。

ちなみに、オリジナルでAMIDA(アミダ)として使っている会社に出会ったことがあります。これなら納得ですね。

認知(Attention)→記憶(Memory)→興味(Interest)→欲求(Desire)→行動(Action)

私は、記憶(Memory)を取ってしまったAIDA(アイダ)が必要十分であると感じています。

認知(Attention)→興味(Interest)→欲求(Desire)→行動(Action)

で、ここからが本題なのですが、先日ある方にAIDCA(アイドカ)というモデルもあることを教えてもらいました。

認知(Attention)→興味(Interest)→欲求(Desire)→確信(Conviction)→行動(Action)

なるほど。「欲しいなあ」と「絶対買うぞ」を分けて分析すべき商材もあるかもしれません。そんなときのために、AIDAだけでなくAIDCAも知っておくと良さそうですね。



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2011年2月23日
めざせ開封率100%

ダイレクトメールを送付する企業は、
【1】開封される
【2】熟読される
【3】反応される(申し込みハガキの投函など)
の3段階をクリアせねばなりません。

そして、そもそも開封されなければ、その後のステップは存在し得ないわけです。

よって各社は、あの手この手で開封率を高める努力をします。

先日、ある保険会社から受け取ったこのDM。中にボールペンが入っているのが見えます。これを取り出さずに(開封せずに)捨てる人は極わずかでしょう。なかなか面白い試みと見ました。

directmail.jpg

相当前ですが、アメリカンエクスプレスのDMに中に返信用切手が入っているのが透明のビニールを通して見えるという、開封促進の施策がありました。上記のDMは同じ発想の別バージョンですね。



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2010年8月23日
カニバライゼーション

生物の世界に働く原理・原則は、ビジネスの世界にも適応可能なものが多いです。生き物の共食いを表す英語「カニバライゼーション」は、自社商品同士が競合する状況をも示します。

ここでカニバライゼーションに関する上級編。カニバリが合理的な場合もあるのです。それは「競合に食われるくらいなら、自分で自分を食ったほうがマシ」です。例えば私がVCCコーヒーの経営者だとします。そのシェアを最近出たチョージアコーヒー・ゼロカロリーに奪われつつあるとします。そんな時はVCCコーヒー・ゼロカロリーを出して、自社のレギュラーコーヒー利用客をリプレイスすることが合理的なのです。

ここまでは目新しい話ではありません。が、先ほどふと、閃いてしまったのです。ある恐ろしい概念に。しかも多分あっているであろうことに・・・

生物→ビジネスの転用が可能なら、ビジネス→生物の転用も出来るはずです。

であれば、生物での同種の食い合いには、「他種に食われるくらいなら、自種が自種を食ったほうがマシ」という合理性が働いているケースもあるでしょう。

つまり共食いは、過密な養殖などでの異常な状況だけで起きる特殊な現象ではなく、そもそも生命に備わっているメカニズムの一つなのかもしれないわけです。ぞぞ~っ!



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2010年7月27日
DVD「紳竜の研究」

研修のビジネスパートナーとして大変お世話になっているOさんから、貴重なDVDの存在を教えてもらいました。

shinryu.jpg

2枚組みのDVD「紳竜の研究」です。

特に1枚目に収録されているNSC(吉本総合芸能学院)での神助さんのレクチャーがすごい。

彼が語っているのは洗練されたマーケティング理論そのものです。

神助さんがマーケティングを学び、それをお笑いに応用したのでは無いでしょう。コトラーたちが販売というテーマで発見した真実と同じものを、神助さんは独自にお笑いの世界で見出したのだと思います。

マーケティングとは何なのかをより深く理解する上で、マーケターは必視聴と思います! もちろん全てのビジネスパーソンにお勧めです。



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2010年5月 4日
ポジショニングマップって?

インフキュリオンの仲間たちと定期的に勉強会を開いています。先日はポジショニングマップについて議論しました。簡単そうで奥が深いこのテーマ。ズバッとした結論にまでは至らなかったのですが、いくつかの発見があったので皆さんともシェアしたいと思います。

ポジショニングマップとは、狭義ではマーケティングの概念であり、STP+4Pという一連の流れでの第二段階、ポジショニングを行うための道具です(ちなみにSTは1セットで第一段階です)。

しかし、何らかの位置づけ(ポジショニング)を図示(マップ)しているにもかかわらず、上記の概念に入らないものが沢山あります。

↓これなんかは「ファイナンスマップ」とでも呼べるものです。
financemap.jpg

↓これは「ターゲティングマップ」でしょうか?
targetingmap.jpg

↓これは4PでのProductの一要素であるパッケージについてのマップです。
packagemap.jpg

じゃあ、「ポジショニングマップって何?」って話になりますよね。これはまた次回に!



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2009年9月 4日
SWOTとPPM

最近、マトリクスに関する本の執筆に取り掛かりました。

その過程であることに気づきました。

それはSWOTとPPMって「親戚同士」だということです。

SWOTの縦軸は自社 vs. 業界全体。
横軸はプラス要因 vs. マイナス要因。
当然ですよね。

PPMの横軸のシェア(相対シェア)って、
自社のプラス要因とマイナス要因が総合的に影響を及ぼした最終型とも言えます。

PPMの縦軸の市場全体の成長率って、
業界全体のプラス要因とマイナス要因が総合的に影響を及ぼした最終型とも言えます。

戦略・マーケティングって奥が深いですね。

なんだか大発見をした気分です。
(^^)



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2009年4月 6日
ドーナツ200個

ヒマな時期なので、溜まったビジネス誌を消化していて興味深い記事を発見しました。

「ミスタードーナツの創業者である鈴木清一氏は、閉店時に残すドーナツの在庫を最低200個に設定した。閉店間際に来店したお客にも満足してもらい、最低限の品揃えを提供することが店の信用と考えたからである。だから、この商品廃棄を必要な予算として計上した。」(月刊コンビニ2009.2 P33)

この記事を読んでまず感じたのは「えっ! 毎日最低でも200個の廃棄を意図的に行うの? 地球にやさしくないなぁ・・・」ということでした。

でも、自分が閉店間際にお店に行く客だと想定して、もしドーナツが5個しか並んでなかったらどう思うでしょうか。「たった5個かよ! 営業時間中なら、ある程度の品揃えを用意しとかんかい!」というのが感想ですよね。

てなわけで、ミスタードーナツさんを批判するつもりや、賞賛するつもりは一切ありません。普段のお客としての目線では見えない「都合」や「力学」が、小売業の内幕には存在するのだなあと、しみじみ思う次第です。資本主義をとる限り避けられないジレンマとも言えるかもしれません。



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