仲間とマトリクス(たんぼの田の字)の本を執筆中です。なんとか年内の出版の光が見えてきました!
1つだけネタをご紹介します。

↓ご興味のある方は続きをどうぞ! 意図した戦略が実現されたかどうかと、結果として成功したかに関しては普通に考えると2パターンありそうです。「戦略が実現されて成功した」と「戦略が実現されずに失敗した」です。
ところが、経営学者ヘンリー・ミンツバーグは、それ以外にも2パターンあると気づきました。「戦略が実現されたのに結果としては失敗した」と「戦略が実現されなかったのに成功した」です。これらの合計4パターンはマトリクスとして描くことができます。
ここからはミンツバーグのオリジナルの考え方に著者らの考察も交えて解説してゆきます。まず左下の「戦略が実現されたのに結果としては失敗した」といったことが起きるのはなぜでしょうか。戦略が悪かったと言えばそれまでなのですが、どのように悪かったのでしょうか。
我々は「相手」、「自分」、「状況」の3要素で考えることを提唱します。ルイヴィトンのような高付加価値戦略を描いたのに、実際の販売地域では低所得者しかいなかった場合は「相手」と戦略のミスマッチです。薄利多売の戦略で臨んだのに、大量買付けする資金が足りずに失敗したとしたら「自分」とのミスマッチです。景気が回復しているのに気づかずに、相変わらずローコスト訴求で失敗したとしたら「状況」とのミスマッチです。
右上の「戦略が実現されなかったのに成功した」というパターンも上記の3要素で考えられます。当初描いた戦略は3要素のどれかとミスマッチがあり、実践しながら修正し、そのマッチングを取り直した結果として成功したというケースが相当します。
左下と右上のハコは「運が悪かった」や「運が良かった」で片付けられがちですが、論理的に勝因・敗因を分析することが求められます。
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